インストール方法

入手方法

製品版に変更されました → https://foundryvtt.com/purchase/ FVTTは開発中のためβ版となります。現在は以下の方法で入手することができます。 - Patreonにて自分のアカウントを作成する。 - 開発者のPatreonより、5ドルのティアを支持する。 - 最新のバージョンのページが見れるようになるので、そこから「Full Download Links」を検索する。それぞれWindowsとLinux版があるので好みのバージョンをダウンロードする。 - セルフホストの場合は自分のPCの適当なフォルダでZipを解凍する。サーバホストの場合は実行するユーザのディレクトリ内部の適当なディレクトリに展開する。

これで実行の準備はできたので、後はそれぞれの導入方法について以下を見ながら実行をしてください。


FVTTには一人のホストに複数のクライアントが接続することで使用できるツールです。ホストの仕方には複数の方法がありますが、いずれもクライアントが繋げられるように設定をする必要があります。 ここでは基本ツールの入手方法に合わせて、2つのホストの仕方について解説をします。それぞれの利点と欠点を良く読んだ上で、自分の環境に見合った方法を使用してください。

セルフホストではアプリを実行することによって、実行したPCでローカルウェブサーバが形成され、プレイヤーはそれに接続します。Fantasy Grounds、Maptool、GM Forge、ゆどなりうむ、コリドーンなどのP2Pで接続を行う方法に類似しています。

利点

  • サーバコストが無料(PCを所持していれば)
  • Zipの中身を解凍する以外の設定を必要としない
  • PCをそのまま使ってFVTTの中身を手軽に操作できる

欠点

  • PCでアプリを起動している間だけしか接続できない
  • プレイヤーはローカルネットワークでつながるか、ホストがポート開放を行わないとネットワークから接続できない UPnPを用いているのでポート開放は不要になりました。
  • ホストのインターネット回線速度に性能が左右される

セルフホストの場合、プレイヤーたちはホストのPCのIPアドレスをブラウザに入力することで接続できます。PCにはそれぞれアプリ別で使用する情報のやりとりを行うポートが設定されており、FVTTはデフォルトで30000番を使用します。

起動するには、解凍したフォルダの中にあるFoundryVTT.exeを実行します。

ローカルネットワーク

プレイヤーがローカルネットワークから接続する場合は、FVTTを実行しているPCへのローカルアドレスが必要です。ローカルアドレスはWindowsの場合はWin+Rよりcmdを実行することで得られるコマンドプロンプトより得られます。コマンドプロンプトでipconfigと打ち込むと192.168.x.x(一般的なホームPCの場合)とでているのがローカルアドレスになります。 Linux等ではhostname -iで表示することができます。 最終的にプレイヤーはhttp://x.x.x.x:30000をブラウザに入れることで接続できます。

ポート開放

プレイヤーがインターネットを通じて接続する場合は、必ずポート開放という手順を行う必要があります。まずポート以前にどのIPに接続すれば良いのかはhttp://whatismyip.host/などのサイトで確認できます。 IPがわかればそのIPからポート番号(http://x.x.x.x:30000)を指定してプレイヤーは接続できます。 基本的にポートはPCの内部でデフォルトで開放されているものと開放されていないものがあります。メールやシステムのアップデードなど、頻繁にしようされているポートは勝手に開放されておりセキュリティのリスクもありません。しかしながら、外から接続するプレイヤーはどのアプリに接続すれば良いのかをポート番号で判断しますが、これが開放されていないとホストのPCに接続できません。すべてのポートを開放してしまうとセキュリティが脆弱になることから必要なポートをピンポイントで開放するように設定をしてあげる必要があります。 これは一見専門的で難しいステップかもしれませんが、必要な知識はルータの型番のみです。それがわかれば、Googleなどを用いて型番名 ポート開放と検索するだけでそれを解説するサイトがたくさん出てきます。あとはそこの解説通りにポート30000番を開放するだけです。

VPN

プレイヤーがインターネットから接続する、しかしポート開放が行えないような状況にあるとき、VPNの使用も考えられます。これは本来遠隔にいるはずのホストのPCとプレイヤーのPCをあたかもローカルネットワークに居ると仮想的に環境を造ることに寄って、上記のローカルネットワークからの接続のようにプレイヤーが参加できます。 サービスは様々ですが、Hamachiなどが有名です。

※編集中

FVTTの日本語化については、現在、既にインストール済みの英語版FVTTに対して、日本語化用の差替ファイルを手動で上書きするものとなっています。日本語化をする前には、念のためバックアップを取っておいてください。

  1. FVTTの日本語化パッチは次のURLからダウンロードします。日本語化パッチは必ず使用するFVTTのβバージョンに対応したものを使用してください。ファイル名はFVTT-patch###JP.zipとなります(###にはバージョン番号が入ります)。URL:https://1drv.ms/f/s!AkpHoCp3VOGsgRSskCW2maOwsBvC
  2. 使い方については圧縮ファイル内の説明書を参照してください。日本語化の手段については今後、もっと簡単な方法に変わるかも知れませんが、今のところは手作業が必要となっています。
  3. FVTT日本語化パッチを導入することでFVTT本体は日本語になりますが、各ゲームシステムは英語版です。例えば、D&D5版を日本語で遊ぶ場合には、上記のURLからFVTT-dnd5e###JPをダウンロードして使用してください。バージョンは常に最新のものを使用しましょう。
  4. もし不明な点があれば、D&D系TRPG総合Discordにて質問してください。

D&D5版、日本語版(dnd5eJP) Pathfinder RPG 2e、日本語版(pf2eJP)※現在α版 Warhammer Fantasy Role Play 4e、英語版(wfrp4e)※未訳

  • インストール方法.txt
  • 最終更新: 2020/06/17 15:22
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